アルファ・リポ酸点滴療法
ビタミンの多くには抗酸化作用がありますが、水にしか溶けない水溶性ビタミンと脂肪にしか溶けない脂溶性ビタミンがあります。
しかし、このアルファ・リポ酸は水溶性・脂溶性どちらにも働くことができるため、血液や脳脊髄液そして脳、心臓、膵臓、腎臓、肝臓、骨、関節、体脂肪など、
あらゆる臓器のあらゆる細胞で抗酸化物質として働き、また、自らが抗酸化物質として働くだけでなく、
抗酸化物質として働いて抗酸化力を失ったビタミンA,C,Eやグルタチオンなどの他の抗酸化物質を再生して、もう一度抗酸化力のある抗酸化剤に蘇らせる働きもします。
さらに、アルファ・リポ酸は、私たちが生きるために必要なエネルギーの元であるATP(アデノシン三リン酸)を作る際に、必要不可欠な働きをしており、
エネルギー産生アップにも働いているのです。
がん治療におけるアルファ・リポ酸の働き
[主な働き]
- がんの発生や進行の原因となるフリーラジカルを消去する
- がんの発生に深い関係のある転写因子の活性を阻害する
- 免疫力を高め、がん細胞を死滅させる
- がん細胞内のミトコンドリア内でのエネルギー産生の環境を変化させることで、がん細胞をアポトーシス(細胞死)させる
- がん細胞のアポトーシスを実行する因子を促進させる
[期待できる効果・効能]
- ほぼすべてのがんの原発・再発・転移の治療やがん予防に
- 現在のがんの3大療法である手術、抗がん剤、放射線治療との併用が可能である
- 高濃度ビタミンC点滴療法との併用により抗がん作用の増強が期待できる
- 胸水や腹水、また慢性腎臓病があっても治療適応となる
(高濃度ビタミンC点滴療法では適応が難しい) - 免疫力の増強とがん細胞の自滅を促す低用量ナルトレキソン療法との併用による相乗効果が期待できる




